雷句誠先生vs週刊少年サンデー(の編集者)に興味がある方は、
ぜひ島本和彦先生の「吼えろペン」シリーズを全巻読むべきです!!

(※)これを書く為だけに、blog全体をlivedoorに移転しました
でも画像とか動画貼りまくれるのは便利なので、他にも色々使えそうですね
 
漫画家の雷句誠先生が小学館を提訴した問題は、
まとめページ
http://syougakukan.blog19.fc2.com/
などにある様に様々な関係者や一般人の意見/コメント/情報を集めつつ
盛り上がりを見せています

まとめページや、各漫画家さん、編集者さんのblogに限らず
2ちゃんねるなどの掲示板でも、もの凄い勢いで話が進んでいます

・・・で、掲示板などを見ていると
(「さよなら絶望先生」や「かってに改蔵」などの)久米田康治先生の待望論、
(雷句誠先生の師匠で、「からくりサーカス」などの)藤田和日郎先生
(=富士鷹ジュビロ)の待望論、
(「吼えろペン」などの)島本和彦先生(=炎尾燃)の待望論などが目に留まります

「かってに改蔵」(少年サンデー)や「さよなら絶望先生」(少年マガジン)の
久米田先生待望論は一般にも分かりやすい話だと思います
(のでここでは紹介を省略します)が、
「吼えろペン」関連から藤田和日郎先生(=富士鷹ジュビロ)や
島本和彦先生(=炎尾燃)の待望論が出た際に、元ネタが分かる人って
どの位いるんでしょうか?

「吼えろペン」シリーズは「ビッグ・マイナー」と売れ方をしている漫画本というか、
知る人ぞ知るというか、私みたいなファンにとっては絶対的な存在なんですが
新作コミックの書店での置かれ方を見ると、山積みとかの扱いではなく
数冊単位で売られている漫画なので一般への知名度は低かったのでは?と
思えます・・・(非常に勿体ないというか悲しい話です!!)

・・・で、この島本和彦先生の「吼えろペン」シリーズ、「新 吼えろペン」
シリーズのコミックを読みながら今回の雷句誠先生の問題を見ると、
よりこの問題が面白くなります
(ちょっとでも興味を持った人は、是非amazon経由とかインターネット通販経由か
何かででも「吼えろペン」、「新 吼えろペン」を全巻購入してください。
あとできれば「燃えよペン」も全巻・・・)

上記の様に、ぜひ今回の件に関して興味を持っている人には
「吼えろペン」、「新 吼えろペン」を全巻購入して読んで頂きたいのですが
(最新巻以外は)書店ですぐに購入するのも難しそうですし、
一部だけでも紹介してみたいと思います

まず、裁判の争点である「原稿の紛失」について、
(まず漫画本編では)こんなトピックがあります
002

003

004

004-a

更に、この件について、コミックスのあとがき漫画ではこうなっています
005

さて、待望論の強い藤田和日郎先生(=富士鷹ジュビロ)ですが、
今回、なんでこんなに待望論が強いのかというと、
単に雷句誠先生の師匠というだけの理由でなく、藤田先生本人の
超・強烈なキャラクターにあります

(※)どこまでが漫画(=フィクション)で、どこからが本当か分からないのですが
限りなく本当に強烈な人みたいです

「吼えろペン」という漫画の後半(コミックス8巻〜13巻)は、
島本(炎尾燃)vs藤田(富士鷹ジュビロ)の対決が半分以上メインというか、
この対決が面白すぎて、半ば「吼えろペンという漫画自体、富士鷹ジュビロという
キャラクターに乗っ取られた」と言っても過言でない状況になり、
(実際は違うのかもしれませんが)「吼えろペン」を13巻で終了させて
「新 吼えろペン」で仕切り直したのは、その影響をリセットしたかったのでは
ないか?・・・と思える程の強烈さでした・・・
(なので、これを知ってる読者からすると、今回の騒動でも「本物」である
藤田和日郎先生の動向にものすごく注目が集まりがちになります)

インパクトの一部を紹介すると、例えばこれとか (※)ここは実話みたいです
006

007

これなんかも、インパクトの強烈さがわかるエピソードです
006a

008

「編集者(編集部)」と「漫画家」の関係についてですが、
いくつか興味深いトピックもあります

まず、少年サンデー編集部についてですが、漫画内では「週刊リベンジ」と
表現されています

リベンジ(復讐、報復)って言葉からして、ちょっと意図を感じざるを
得ない部分もありますが(←考えすぎかもですが)、
漫画内における「リベンジ編集者」は、小学館の他の編集部や、他社の編集部と
明確に書き分けられている部分があります

具体的には、殆ど全ての編集部/編集者が私服でラフな格好をしているのに対して、
「週刊リベンジ(=サンデー)」の編集者のみ(男性のみ)は、
黒、もしくは紺のスーツで身を固めた編集者ばかりで、漫画内でも
違和感があります
(エリートらしい?とか、意図的な物を私は感じてました・・・)

(※)先に書いておくと、(おそらくですが)島本先生本人は
小学館の各編集部との関係が非常に良いのではないかと思えます
(だからネタとして書けてる?・・・のではあるけど、
サンデー編集部に対してはちょっと思う所がある感じ?・・・も考えすぎですかね?)

(小学館 シャイニング編集部=サンデーGX)編集者は私服
101

(他社の編集部)スーツだったり私服だったり、でも色はバラバラ
101-a

(小学館 リベンジ=週刊サンデー編集部)全員が制服の様な同じ色のスーツ
リベンジの編集者は作品中10回以上出てきますが、必ずこのスーツなので
読んでて普通に違和感がありました
102

「編集部から見た漫画家」という視点では、こういうトピックもありました
(とある事情から、編集の立場に立って、他の漫画家と接した・・という話)
必ずしも「漫画家側」が聖人君子な訳じゃないって視点も大事ですね
011

012

013

一方で、正に今回の話の本質である様な
「大手出版社のダメ編集が担当についた話」のトピックもあったりします
000

001

015

002
・・・で、今回の「裁判上の争点」は「原稿の紛失」ですが、
本質的に争ってるのは、「漫画家が編集者からないがしろにされている」、
「低く見られている」、「弱い立場にある」かと思います
「吼えろペン」で言うとこういう感じかと思います
017

018

019

・・・で、こういう不遇を受けている漫画家の中で
雷句誠先生が(自分より立場が下の新人なども含めて)立ち上がり
「この状況を改善したい!!」というのが、今回の話の真の争点なんだと思います
(便宜上裁判として成立させる為に「原稿紛失」を争点にしてますが、
それが真の争点でないのは誰の目にも明らかです・・・つまり、この裁判は
結果よりも過程が大事な話になりますね)

上記の「不遇な状況」がこういう風になるといいですね
020

021

(※)7/9追記
(各種個人ニュースサイト様から記事に直リンクで来てる人が多いかと思いますが)
本記事の続報を書きました、下記の記事の最後の「おまけ」の部分は
ぜひご覧ください
http://blog.livedoor.jp/khb02323/archives/50592716.html

島本和彦「新吼えろペン」
http://blog.livedoor.jp/khb02323/archives/50585037.html

島本和彦「吼えろペン」
http://blog.livedoor.jp/khb02323/archives/50585036.html

追記1
「吼えろペン」のアニメ化を強く強く願ってるのですが
難しいんですかねぇ・・・

らき☆すたでの「アニメ店長」パートの(カルト?)人気を考えると
需要はあると思うというか、更にアツイと思うのですが・・・

(※)昔見かけたyoutubeの動画がかなり長期間消えてないままみたいなので、
参考に貼っておきます

らき☆すた #12アニメ店長


らき☆すた #13アニメ店長


らき☆すた #10アニメ店長


らき☆すた #17アニメ店長


追記2
ポッドキャスト版
島本和彦のマンガチックにいこう!
http://www.stvradio.com/exec/podcast_list.cgi?id=8
http://www.stv.ne.jp/radio/fire/index.html
とかで何か喋ってくれないかなーと期待してたりします・・・
北海道在住じゃないので、本放送は聞けなくて残念ですが・・・