a9bf5363.jpgVer1.3にバージョンアップしました
・タスクトレイアイコンを表示しない様に修正しました
・Winnypなど、ある程度の派生バージョンを起動禁止リストに追加しました

(詳しい説明とダウンロードはこちらからどうぞ)
http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/winnychk.html
 
Winny使用禁止Toolで何ができるか?

はじめに

最近、Winnyによる企業情報/個人情報の流出が
ニュース・社会問題になっています

私の個人的な考え方としては、
http://www.doblog.com/weblog/myblog/976/2365983#2365983

http://www.doblog.com/weblog/myblog/976/2383181#2383181
といったblogに書いた様に
「感染するのはWinnyが原因ではなく、ウィルスファイルを騙されてダブルクリックしてしまうから」
だという認識で、Winnyを使わなくても感染の脅威自体はあるし
「Winnyというソフトが悪者ではない」という考え方ではあります・・・

・・・ですが、少なからず・・・というよりもかなりの数で
「感染後のPC上にて、Winnyを経由して情報が流されてしまう」という被害が
発生しており、TVニュースの一つというよりは社会問題になるほどの規模に
なってきつつありますので、対策したいという需要もあるかと思います

ニュースなどを見ていると、「会社のPCが感染して情報が流れた」、
「本人が知らない間に、家族がWinnyを使っていて感染していた」などといった
PCの管理者でない人間が使用した事による感染被害に至っては
非常に憂慮すべき事態なのかもしれません・・・

・・・そこで、会社の方針/本人や管理者以外が
勝手にWinnyを起動できなくするソフトを作ってみました

Winny使用禁止Toolの機能


Winny使用禁止Toolの常駐ソフトを起動しておくと、
Winny(1.x/2.x)の起動ができなくなります

ただ、それだけの単純なソフトです




(※)不正使用者が、監視ソフトをキャンセルしてWinnyを起動しようとしても
監視ソフト側を簡単には解除できないのが特徴です

2006/3/11追記

リリース直後にいきなりバグが見つかったので、Ver1.1に変更して
再度リリースしました^^;

2006/3/12追記(思った事・・・)

本ソフトを作ったのも含めて、昨今の「Winny流出事件や対応」についての
ニュースやリンクを読み漁ってたりするのですが、色々な人のblogなどでの
私見(見解)と私の見解はほぼ共通なのですが、

「今回の事件で、Winnyや、それに類するファイル共有ソフトを悪者にして、
それさえ使わなければいいんだ!」という
役所の対応や(特にTVなどの)マスコミの風潮は大いに間違っていると思います

(※)実際に対応する役所や企業などの対応もさることながら、
中途半端で間違った情報を適当に垂れ流して変な方向に誘導するTV報道などは
ちょっと許せないレベルですね
(Web上のニュースなどでは、一次情報源にリンクを張ってもらえればまだ正確な
情報が伝わる経路が残りますが・・・)

今回の問題では、Antiny(キンタマウィルス)などで、
「感染した場合に、Winny経由で二次流出する部分があるから、
そこだけは確かに問題」というだけであって、
「感染自体はWinnyでなくても、他のファイル共有ソフト経由でなくても
ホームページや画像掲示板(投稿掲示板)などからでも普通にする」し
「感染した場合の発症経路も、山田オルタナティブなど
ファイル共有ソフトなんて動いてなくても、自前でWebサーバー機能持ったウィルスが
勝手に情報を流す」という次元まで来てるので、
問題の本質は「Winnyとかファイル共有ソフトが悪い」じゃなくて、
「怪しいファイルを簡単にはダブルクリックしない、*.exeなどの偽装でないかを
ちゃんと確認する習慣を啓蒙する」でなければ、イタチごっこ以前に
問題の本質にまったく対処できてない訳なのですが、その論議を完全に
スルーして「Winnyさえ使わなければ」・・・というのは間違ってると思います

(※)極論でも何でもないのですが、
「ウィルス被害の可能性があるから、Windows使うな!」
ってのと同じレベルの発想ですが、そんな話にはならないかと思います
つまり、Windowsが悪者にならない様にWinnyだって悪者じゃないのです
敢えて「違い」を挙げると、Windowsなどではどんどんセキュリティパッチや対策が
なされますが、Winnyは開発者さんの状況から修正や改修ができない為、
今回の件を含めて対策版が出てくる見込みが現時点で無い・・・というのは大きいですが・・・

・・・あと、難しいのは「*.exeなどの偽装の見破り方」とかの話は説明が
難しいのも事実なのが一つ・・・と、トピックとしては「山田オルタナティブ」とかの
技術的に数段上をいく新型が話題になっている物の、新聞やTVをにぎわす
実際に大きな被害を出している物は「旧型のAntinyとかで、それはWinny経由で
被害が広がっている」のも間違いない為、そうすると
「特効薬」としては確かにWinnyを起動しない事だけでも現時点の問題は
かなり防げる・・・しかも、説明する話の枠組みも簡単で済む・・・ってのも
分かる話ではあったりして、痛し痒しというか難しい問題な訳です・・・

まあ、「ウィルス」自体が10年〜20年前くらいから手を変え形を変え
何をどう対策しても、すり抜ける新しい物が出てくる世界ですから
その場その場で対処療法していくしかないんでしょうか・・・

(※)自衛隊とか何十億もかけて、Winny使わせないPC大量購入しておいて
山田オルタナティブ系とかの新型に別経路で感染して結局情報が漏れ出したら
どんな展開になるんでしょうね・・・そしてその事態は現状の対策を見てると
ほぼ必ず来るとは思いますけど・・・