Windows Services for UNIX Ver3.5がフリーソフトになりました
 
数日前のニュースではありますが、興味があるので
備忘録代わりに書いておきます

WindowsXPなどで、Win32API経由のラッパーでLinux系ソフトを動かす環境(cygwinなど)や
エミュレーションでLinuxを動かす環境(VMWareなど)ではなくて、
XPカーネル上に存在するWin32APIと同じレベルにInterixという
UNIX APIセットを置くことによって、一台のPC上で
WindowsとUNIXを同時に動かす・・・という雰囲気のものです
(簡単にまとめようとすると、話が一部ウソになってしまってますが、おおざっぱにはそんな感じです)

(窓の杜の記事)
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/01/16/servicesforunix35.html

(@ITの記事)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/productreview/sfu30/sfu30_03.html
などに、(前のバージョンの話ですが)詳しく原理などが書いてありますが
cygwinなどのwin32ラッパー環境や、VMWareなどのエミュレーション環境に
比べて「原理的にはNTカーネル上でWin32と同レベルでネイティブに動く」
という意味では、良さそうにも見えるのですが、
まだまだ実際に使っているユーザー数が少なそうなので、様子見は様子見なんですが
非常に興味あります

(※)というか、このニュースをきっかけに
cygwinやVMWareを含めて、「1台のPC上でWindowsとLinux同時に動かす」
という話自体に興味が出てきています・・・

・・・実のところ、今現在はPC4台体制で
Linuxサーバー+Winサーバー+Winクライアント2台を
いつでも使えるので、不要といえば不要な話ですし、
今回の様な話って、いろいろと制限や難しさもあるので、余計な手間が
かかる事の方が多そうにも見えるんですが、「ロマン」というか
そういうの好きな人多いですし・・・私も好きです・・・

(マイクロソフトのサイト)
http://www.microsoft.com/japan/windows/sfu/

(Interixで動作するようにコンパイル済みのUnix系ソフト一覧)
http://www.interopsystems.com/tools/warehouse.htm

(実際に試して見た人のサイト)
http://www.hakusan.tsg.ne.jp/tjkawa/lib/index.jsp